ひょうたんきりあわせふろかま
Kettle and brazier, gourd shape
遠州流の御好の切合風炉釜です。上下を合わせると瓢箪の形になる、なんとも端正で美しい佇まい。「綺麗さび」の遠州流らしい道具のひとつといえるかと思います。風炉釜合わせて高さはわずか約29cm、幅約21cmと本当に華奢。それでも存在感はばっちりです。摘みは桔梗、鐶付は瓢箪の葉、正面は七宝紋です。釜肌も落ち着きある風合い。作は遠州流職方で無形文化財の指定を受けた、故・根来実三氏(風炉底に印あり)。遠州流12世、故・小堀宗慶氏の箱書き付きです。
《備考》風炉・釜とも内側は修理済みです。外箱の桟部分に破損があります(使用上の問題はありません)。
【商品番号】150A003
【作者】根来実三作、小堀宗慶箱書 【サイズ】高さ(H)約29cm、最大幅(W)約21cm、口径(lid)約9cm
【季節】風炉の季節(5~10月) 【外装】桐箱(書付あり)、付属品:敷瓦