せとぐすり くちなし ほそみずさし
water container - seto, gardenia shape
盛夏を過ぎて、少し涼しくなる季節に客側に風炉の火を近付けて、水を遠ざけるのが中置の点前に使用するのが細水指です。瀬戸黒とも呼ばれる栗のような濃い茶色が、秋らしい風情です。クチナシの花は5~6月ですが、実がつくのは10~11月ごろ。真ん中がやや張り出し、6本の稜があしらわれた胴はクチナシの実をモチーフにしたものです。細水指はこの時期だけの道具なので、季節が限定された道具を使うのも楽しそうです。
《備考》キズ・使用感などありません。
【商品番号】130A004
【作者】丹山窯 【サイズ】径14cm(最大)、口径9cm(内側)、高さ20.4cm
【季節】10月初旬~11月初旬(中置) 【外装】共箱