くろぢゃわん
胴から高台にかけてはシャープなラインを描きながら、口縁はゆるゆると波打つような曲線。胴のヘラ目や茶巾摺などには錆朱のような釉の変化が見られ、黒の中にある微妙なニュアンスが楽しめます。堂々とした風格ですが、持った感じは軽く手にふわりとなじむのは楽焼きらしい特徴です。檜垣青子は土風炉師の祖父、楽焼師であった檜垣崇楽を父に持つ作家です。高台脇に“青子”の印があります。
《備考》使用時のキズなどはありませんが、茶巾摺に窯キズがあります。
【商品番号】110A013
【作者】檜垣青子 【サイズ】径12cm、高さ8cm
【季節】年中づかい 【外装】共箱