おこうやきちゃわん
少し大きめの茶箱に仕込めそうな、小振りな茶碗です。手捏らしい、手にすっぽりとなじむころんとした丸い形、口縁の歪み、落ち着いた色合いのグラデーション。小さいのにずっしりとした安定感を感じさせます。京都の陶家、高橋道八が江戸末期に隠居窯として伏見江戸町(現在の京都)に開窯したとされる桃山窯から派生した窯ものかと思われますが詳細は不明です。高台には御香の印判、箱蓋には“瓢吉郎”の印があります。
《備考》時代ものですが、窯キズ(焼き上がり時のキズ)のみです。
【商品番号】110A012
【作者】瓢吉郎 【サイズ】内径8.8cm(最大径約10cm)、高さ約8.5cm
【季節】年中づかい 【外装】共箱