きくきんぞうがんいり なんばんてつかまとり
ふだんの釜の上げ下ろしに使う釜鐶はそっけないほどのシンプルなもので十分ですが、炭点前などお客さまに見える(見せる)ときは、釜鐶もちょっぴりよそいきです。京都の釜師である吉羽与兵衛の作です。象嵌で金の菊と唐草があしらわれた美しい作。裏側にも菊花がふたつ並んでいて、釜を持ち上げたときも花が見える粋なしかけになっています。
《備考》片方の鐶の表1ヵ所、裏2ヵ所に2mm粒大のサビが見られます。
【商品番号】180A001
【作者】釜師 吉羽与兵衛 【サイズ】径8cm
【季節】年中づかい 【外装】共箱