たかやまうこんちゃしゃくうつし たふしつつぞえ
利休七哲のひとりに数えられる高山右近の茶杓を写したものとあります。本歌の茶杓は不明ですが、茶杓だけをとってもかなりよい出来です。つやつやと照りのある本物の煤竹が茶杓にも共筒にも使われています。茶杓はやや蟻腰のスマートな形。いくつも節が入った表情豊かな多節の筒は蓋まで竹でできており、一見蓋がわからないほど。ご自分で銘をつけて楽しむのもいいかと思います。
《備考》
ほぼ未使用で、箱・茶杓ともにきれいです。
【商品番号】170A005
【作者】吉田高仙 【サイズ】長さ約18.3cm
【季節】年中づかい 【外装】共箱・共筒