ちゃしゃく めい「みてぐら」
「みてぐら」とは神様への供物のことだそうで、漢字では「幣」と書きます。祇園祭のころに合わせて作られたもののようで、蓋裏には歌が詠まれています。『聞食すやまと みてくらの安かれと ひとをも世をも かみはまもらむ』。作者は不明です。銘だけ見ると使いづらいのですが、茶杓自体は景色のあるよい出来です。直腰のゴマ竹で華奢な節下、露はややとがっており、節のすぐ下に虫喰いがあります。テーマ次第で7月以外もお使いいただけると思います。
【商品番号】170A003
【作者】なし 【サイズ】長さ約18.3cm
【季節】7月 【外装】共箱、共筒