くろがきなつめ(ももくりさんねんかきはちねん)
蓋の甲に桃、胴部分に栗と柿の高蒔絵が施された黒柿の薄茶器です。胴から下にかけて面取されていますが、大別すると金輪寺型となります。やや時代ものですが、木地にも艶があり高蒔絵もいい風合いになじんでいます。秋の道具として使うのもいいですが「桃栗三年柿八年」という銘が(後年)添えられているので、テーマのある茶会にもいいかもしれません。
《備考》経年による高蒔絵の劣化が多少見られます。
【商品番号】120A005
【作者】なし 【サイズ】径5.9cm(内径5cm)、高さ8.3cm
【季節】秋 【外装】木箱